装丁

「東方求聞口授」の表紙
一迅社の書籍恒例の、帯に「Bonus」「History」の表記。

表紙のイラストは「匡吉」氏によるもので、「東方Project」のこれまでの公式書籍と同様に、可愛いながらも重厚さと奥行きが感じられるものです。
(※右写真は、撮影時にちょっとブレてしまった)


書籍「東方求聞口授」の裏表紙
「レミリア・スカーレット」と「魂魄妖夢」は書籍内には登場しません。

帯に記載されている通り、書籍内のイラストを手がけた方々は計5名。

各イラストは可愛らしくも見ごたえがあり、本文をじっくり読む以外に、ぱらぱらとページをめくって眺めるだけでも楽しめます。


「東方求聞口授」の小口

本の厚さは、カバー部分込みで約2cm。

「求聞史記」や「香霖堂」よりもちょっと厚く、本作のボリュームの大きさが伺えます。


「東方求聞口授」の本文

全体として体裁は、3者対談と「求聞史記」「文花帖」を合わせた形式になっています。

メインの内容は、「八坂神奈子」「聖白蓮」「豊聡耳神子」の3名(+司会の霧雨魔理沙)による対談。

そして各章の間には「求聞史記」とほぼ同様の形式で、(稗田阿求による)「風神録」「星蓮船」「神霊廟」のキャラクター紹介が掲載されています。

また終盤では、新聞(「花果子念報」と「文々。新聞」)記事がスクラップ形式で掲載されており、上記のキャラ紹介で取り上げられていないキャラクターも、ここで登場しています。


一番上に戻る

感想

今回の書籍は、本編ゲームの3作品「風神録」「星蓮船」「神霊廟」のボスキャラが対談する内容とのことで、「あの個性的な面々で、一体どんな会話がなされるのか?」と非常に気になったので、発売直後の2012年4月末に注文・購入しました。

対談する3名は、各作品内で強烈な存在感を示したボスキャラであり、立場(種族、信仰・信条など)が大きく異なり、また利害が対立している部分もあるので、「東方」らしからぬ一触即発の殺伐とした内容になっているのでは・・・と、読む前にはちょっと心配でした。

しかし実際には、皮肉は言い合ったりしているものの、各々が自分の主張をしっかり持ちつつも、感情的・冷酷・一方的に相手を全否定するようなことは全く無く、むしろ意見が合う部分には普通に賛同したりと、いい意味で拍子抜けするものでした。

「儚月抄」もそうでしたが、悲惨な結果になる可能性が十分にある状況でも、一癖も二癖もあるキャラクター達が、奥底では確固とした冷静さを保っており、一線を越えることが決して無いのは、作者の方(ZUN氏)の大きな個性であり、また作風の非常にユニークな特徴・魅力だと思います。


対談以外では、キャラクター紹介のページや豊富な新聞記事で、「風神録」以降のキャラの意外な面(「河城にとり」のギークらしい性格など)も描写されています。

また「地霊殿」のキャラは対談には直接参加していないもの、話題としてしっかり取り上げられており、他作品とのキャラとの意外な関係も描写され、「地霊殿」が好きな私としてはかなり嬉しいところです。

そしてそれらの内容に、豊富なイラストが華を添え、各キャラクターの魅力を高めています。

価格は1,800円と高めですが、そのぶん流石に内容・ボリュームともに充実しており、「東方」の世界をより楽しめる書籍になっているのは、間違い無いと思います。


※検索結果:


一番上に戻る

更新履歴

  • 2012/7/23Mon:アップロード
  • 2013/6/30:細部をいろいろ変更。

一番上に戻る

関連ページ

ゲーム

書籍

コミック

CD


一番上に戻る

(スポンサード リンク)