購入の背景

家で数年前から自作の薪ストーブを使用していることもあり、薪ストーブに関する情報をネットでちょくちょく探していますが、その中で2010年に「ロケットストーブ」についてのニュース記事を発見。

早速「日本ロケットストーブ普及協会」さんのサイトを拝見したところ、大まかには立てたドラム缶の内部を二重構造にすることで、燃焼部への吸気を強めて燃焼効率を高めていると見受けられ、非常に興味深いものでした。

とはいえ、その後は特に何かをするわけでもありませんでしたが、2011年になってから「家のストーブの燃焼能力を高める手がかりが得られないだろうか」と再び興味が湧き、2011年12月に「日本ロケットストーブ普及協会」さんに問い合わせて、解説本を購入しました。


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注文書籍が到着

注文書籍が到着

注文書籍が到着。

今回は「日本ロケットストーブ普及協会」のウェブサイトの記載に従い、まずメールで問い合わせたところ、書籍の値段や支払方法などの情報が返信されてきました。

それによると、この書籍は自費出版で、発送も家内作業で行われており時間がかかることがある、とのことでした。

大手書店で取扱いされている本ではないので、問い合わせした後の支払い後は、気長に待つのが良いと思われます。

ちなみに今回の購入では、当方(北海道在住)への書籍到着は、入金(郵便振替)から約5日後でした。


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表紙を見てみる

「ロケットストーブ 〜ロケットストーブ日本実例集 付き〜」の表表紙

「ロケットストーブ 〜ロケットストーブ日本実例集 付き〜」の表表紙。

書籍のサイズはA4と、実際に手に取ってみるとかなりの大判です。

基本的にこの本は、Ianto Evans氏とLeslie Jackson氏による著書「Rocket Stoves To Heat Cob Buildings:How to Build a Super Efficient Wood Fire Heater」を訳したものとのことで、表紙にも原著の著者や日本語訳者の名前が記載されています。


裏表紙

裏表紙。

書籍の定価(1,500円)も記載されています。


本の厚さ

本の厚さはこのようなもので、サイズが大きい分、それほど厚くはありません。

本の中を見てみると、文章以外に図や写真もかなり多いので、このように大判で薄い体裁は非常に読みやすいです。


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本の中身(一部)

「ロケットストーブ 〜ロケットストーブ日本実例集 付き〜」の目次1

本の中身を少し見てみます。

これは目次(見開き)の片側。

ロケットストーブがどのようなものなのか、という解説から、具体的な素材や、図面による構造の解説、


目次2

そしてよくあるトラブルへの対処法や、他の種類のロケットストーブ、また日本語訳版独自のコンテンツとして、日本での各種の製作・使用事例も掲載されています。


ロケットストーブの解説

これは本文の一部で、ロケットストーブと、キャンプファイヤーや通常の薪ストーブとの違いが解説されている部分。

本のサイズが大きいこともあり、文字や絵は十分に大きく読みやすいです。

内容自体も、理解しやすいよう(表現などが)かなり配慮されていることが感じられます。

また、外国書籍の和訳では日本語の表現に不自然さがよくみられますが、本書はかなり自然な日本語で書かれており、殆ど違和感なく読めます。


基本モデルの解説

実績のある代表的な基本モデルの図面も、非常に詳しい解説とともに掲載されています。

勿論、本書を読んだだけで直ぐに完璧なストーブを作れるわけでは無いと思いますが、内容がかなり充実しているので、繰り返してじっくりと読むことで、構造上の重要な点や注意するべき点がある程度掴めるのでは、と感じます。


日本での事例の紹介

また本書の終わりのほう(10ページ程度)では、日本での製作事例も多く写真つきで紹介されており、設置環境や用途に応じて多様な取り組みがされていることが伺えます。

この部分も、ストーブの製作・使用に関するイメージを膨らませるのに、大いに役立つと思われます。


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読んだ感想

当ページの作成時点(2011/12/31)では、まず1回読み終わり、もう1回ざっと見直した程度ですが、ストーブの原理や構造についてかなり詳しく書かれており、非常に価値のある内容の書籍だと感じました。


本書でメインに紹介されているロケットストーブは、排気口(ダクト)を長く取り、それに大量の土などで作る蓄熱部を被せることで、ストーブの発生熱を有効利用する、というもので、私の家ではそのまま導入できるものではありません。

ただ、薪の投入口(フィードチューブ)〜燃焼部分(バーントンネル)〜熱気の上り口(ヒートライザー)をJの字型に組むことで吸気を良くして燃焼効率を高める、という基本構造は、やはり非常に興味深いものです。

この構造について、本書では似た構造を持つ他のストーブも複数紹介されており、特によりシンプルな構造の「ポケットロケット」は、何らかの方法で私の家のストーブにも応用できるのでは・・・と感じました。


とりあえず私の家でも、まずは小型の「ポケットロケット」を製作して試し、実際の燃焼における重要ポイント(構造や各部のサイズ等)の理解に取り組んでみたい、と考えています。


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