購入の背景

2012年4月にコミック「エルフェンリート」の全巻を購入して読んでみたところ、非常に面白いものでした。

この作品がアニメ化されていることも知ってはいたものの、原作漫画を読んで非常に満足したので特に見なくても良いかな?・・・と思いつつ、amazon.co.jpでDVD最終巻(第7巻)のレビューを見てみたところ評価がかなり高いので、「アニメではどのようにストーリーがまとめられているのだろうか?」と強く興味を引かれました。

しかし全巻購入すると(安くても)計約3万円はするようで、流石にきついと思っていたところ、たまたま北米版のDVDが販売されているのを発見。

本編13話収録で販売価格4,000円前後と驚くほど安く、またリージョン1のDVDなら既に使っているarwinのポータブルDVDプレーヤー「SW-AR101」で見られるだろう、と考え、海外版なので正直若干の不安を感じつつも、2012年5月末に購入しました。


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注文品が到着

注文品が到着
商品の梱包はシンプル。

今回は、楽天市場の「輸入アニメ専門店 えいびーす」さんで購入しました。

購入申し込み時(2012年5月末時点)はセール中とのことで、価格は3,600円(送料込み)でした。

ただ、注文直後にショップが「改装中」の表示になり、大丈夫だろうか?とちょっと不安になりましたが、商品は改装中の期間(注文から2日後)にちゃんと発送されました。
(その後、ショップサイトもちゃんと復帰しています)


梱包の中身
このシンプルさは個人的に好み

梱包の中身の、DVDと納品書。


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パッケージ

アニメ「エルフェンリート」北米版DVDセットのパッケージ表側
正直ちょっと怖い

アニメ「エルフェンリート」北米版DVDセットのパッケージ表側。

メインキャラクターの1人「ルーシー」の鬼気迫る姿が描かれています。


アニメ「エルフェンリート」北米版DVDセットのパッケージ裏側
表側とは別の意味でドキッとしました

パッケージの裏側は、ルーシーのもう1つの人格「にゅう」がメイン。

拘束されていたルーシーが被っていたヘルメットを、にゅうが持っているのは意外で新鮮でした。

またこの面には、英文での作品解説も掲載されています。


ちなみにパッケージには、発売元とみられる「ADV FILMS」のロゴが入っており、低価格ながらもれっきとした正規品であるようです。

ただ、ADV FILMSは2009年9月に消滅しているとのことなので、この製品はその消滅前に発売されていたものの残り、ということでしょうか。


トールケースの厚さ
3枚入りでもコンパクト

ケースのサイズは、通常のDVDのトールケースとほぼ同じと思われます。(性格には比較していない)

この商品は3枚セットとのことで、最初見たときは「この薄いケースに本当に3枚も入っているのか?」と思いましたが、手に取ったときの重さは確かに、DVD1枚のものよりも手ごたえがありました。


ディスク1枚目
disk1は「にゅう」

ケースを開けると、中に可動式のトレイが1枚あり、そこにディスク2枚がセットされています。

右写真は「disk1」。


ディスク2枚目と3枚目
disk2は「ナナ」、disk3は「マユ」

そしてトレイを開くと、「disk2」と「3」が現れます。

ディスクのレーベル面には、日本版DVDの1〜3巻のパッケージイラストが使われていると見受けられます。


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DVDを再生

disk1のメインメニュー画面
メニュー画面のBGMはちょっと不気味

このDVDセットは「リージョン1」ですが、arwinのポータブルDVDプレーヤー「SW-AR101」で全く問題無く再生できました。

右写真は「disk1」のメインメニュー画面。

各ディスクの収録話数は、

・disk1:第1〜5話(計5話)
・disk2:第6〜9話(計4話)
・disk3:第10〜13話(計4話)

となっています。

このセットでは、番外編の第14話「通り雨にて 或いは、少女はいかにしてその心情に至ったか?」は収録されていないので、注意が必要です。


言語選択画面

「LANGUAGES」を選択すると、音声(英語・日本語)の選択画面になります。

北米版の製品ですが、オリジナルの日本語音声がちゃんと収録されています。

ただし日本語の字幕は収録されておらず、字幕英語のみです。

ちなみにこれらのメニュー画面のデザインは、ディスクにより若干異なっています。(基本的な雰囲気は同じだが、レイアウトや背景の線画が異なる)


オープニングの一場面
(当然ですが)画質は普通のDVDのもので良好。

オープニングの一場面で一時停止したところ。

ここでは字幕を表示させています。

オープニング部分の字幕は、disk1は歌詞の英訳で、disk2・3では歌詞そのままのラテン語となっているようです。


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視聴した感想

本作は原作漫画が連載中に制作されたとのことで、ストーリーは原作の第7巻(マリコとのやりとり)あたりまでを13話のアニメで再構成したものになっています。

そのため、ストーリー展開に若干はしょったり省略している部分があり、個人的にその点はちょっと物足りなく感じましたが、原作をきっちり再現しようとすると、おそらく4倍の全52話は必要になると思われるので、仕方が無いかもしれません。

ただ一方では、13話の中でかなり上手くまとめられている、という印象もあります。


勿論、アニメ作品ならではの優れた点も多く、例えばルーシーによる殺戮場面での絶望感(第1話、第12話)は、原作以上のものでした。

また、先述の通りストーリー展開は原作とは異なるものの、最終話(第13話)でのマリコと蔵間、ルーシーとコウタの描写には、やはり胸を打たれるものがありました。

加えて作品全体を通して、舞台となっている鎌倉や「楓荘」などの背景描写が非常に美しく、作品世界に厚み・奥行きを生み出しており、凄惨・悲惨な場面がたびたび出てくるストーリー展開を支える役割を果たしていると感じます。
(※作品内にはもちろん、コミカルで和む場面も少なからず入っている)


もう一つ本作で忘れてはならないのは、主題歌「LILIUM」にのせたオープニングです。

その行為だけを見れば凶悪な悪役であるルーシーが抱えている、心の傷や悲しみ、苦悩・渇望といったものを想起させられ、「何らかの救いを」と思わずにはいられません。

加えて、この主題歌「LILIUM」はストーリー上も重要な役割を持っており、このアニメ版「エルフェンリート」の(作品としての)存在感を高めている大きな要因の1つでは、と感じるものです。


製品(輸入DVD)として気をつけるべき点は、まず字幕が英語のみということ。

そしてこの英語字幕は、私はまだ第1話の半分程度を見てみただけですが、日本語音声を忠実に訳したものと見受けられ、他方で英語音声とはかなり異なっています。(音声のほうが表現が多彩な感じ)

そのため、英語字幕を補助にしつつ英語音声を聞き取ろうとした場合、慣れないとかなり戸惑うと思われます。

また、日本語版DVDの最終巻に入っている「番外編(第14話)」が収録されていない点は、注意が必要です。


とはいえ、全13話収録のDVD3枚をコンパクトなトールケースに収納しているのは、かなり魅力的なスタイルです。

アニメDVDというと「全話揃えようとすると高額」というイメージが強いので、日本でも発表から時間が経った作品は、このようにシンプル・コンパクトで低価格なセットを販売すれば、とっつきやすくなり、より作品の視聴者・ファン層の拡大につながるのでは・・・と考えます。


楽天市場

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